高沢寅男の発言 (外務委員会)

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○高沢委員 そういたしますと、また私はおかしなことになると思うのですが、アメリカは、ヤルタ協定というものに拘束されるものじゃない、こう言った。そうするとルーズベルト大統領が当時スターリン首相に約束した南樺太と千島を日本からソビエトに譲るというこのことは拘束力はないのだ、国際法上の力はないのだ、こういうことですが、そういたしますと、カイロ宣言なりあるいはポツダム宣言の趣旨は、日本が戦争で取った領土は日本が放棄する、こうなっております。戦争で取った領土となれば、まさに南樺太はそうであります。しかし千島は、あなたは幕末の時代から明治時代の条約を引かれましたが、やはりその条約によって、択捉、国後もそうであるけれども、択捉、国後から北の方の千島も、これは日本が戦争で取った領土ではないのであります。それをそれではなぜダレスがつくったサンフランシスコ条約の草案で放棄するようになってきたのかということであります。ヤルタ協定にアメリカは拘束されないという立場ならば、そのアメリカのダレスがつくったサンフランシスコ条約で千島の放棄というものがそもそも出てくるはずはないのでありますが、これは一体どういうわけでしょうか、宮澤さんの見解をお聞きします。

発言情報

speech_id: 108403968X00919780329_021

発言者: 高沢寅男

speaker_id: 6418

日付: 1978-03-29

院: 衆議院

会議名: 外務委員会