高沢寅男の発言 (外務委員会)

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○高沢委員 それでは私、最後にもう一つだけお尋ねしたいと思います。
 先ほど言いました日ソの共同宣言、あの中では、日ソが平和条約を結んだその段階で歯舞、色丹を引き渡す、こういうことになっております。これは日本政府も結んだ日ソ共同宣言であります。
 それから、現在日本政府は、ソ連に対して歯舞、色丹だけではなくて、択捉、国後の返還も要求されている、それが入らなければ平和条約は結べない、こういう立場でおられるわけです。
 これは私は、いまの日ソ平和条約に対する日本政府の立場と、二十二年前に日ソ共同宣言を結んだときの日本政府の立場との間にはそういう違いが出てきているのじゃないか、こう思うのです。そうであるとすれば、むしろいまの日本政府の立場を通していくためには、二十二年前の日ソ共同宣言のその部分、平和条約を結んだら歯舞、色丹を引き渡すというこの部分については、たとえば、廃棄するというようなことができるのかどうかわかりませんが、その部分についてのむしろ何らかの変更というものを、ソビエト側に提起するということも必要になるのじゃないかと私は思いますが、これはいかがでしょう。

発言情報

speech_id: 108403968X00919780329_025

発言者: 高沢寅男

speaker_id: 6418

日付: 1978-03-29

院: 衆議院

会議名: 外務委員会