伊藤圭一の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○伊藤(圭)政府委員 分科会におきまして御質問がございましたときに、やはり人道上の観点からの御質問だというふうに私は受けとめたわけでございます。したがいまして、まず自衛隊の直接の任務ではないということを申し上げまして、政府が政策上の問題として難民救済の方針を出された場合には、まず海上保安庁それから警察等がその任務に当たるだろうけれども、協力を求められた場合に協力する場合があると申し上げましたのは、八十三条の災害派遣で、人命の救助というようなことを念頭に置いておったわけでございます。ちょうどその一月ほど前に、先生も御承知のように、五島列島の沖合いで、夜間対潜訓練をやっておりましたときに、シンガポールの船がひっくり返りました。そこで直ちに海難救助に当たりまして、そのときは二十二人の人を救い上げたわけでございます。しかしながら、その十人、ボートに乗っていた人は助かりましたけれども、海の中で泳いでいた人たち、これは時間がたっていたせいもあって、救い上げてからみんな亡くなっております。あのとき、海上保安庁の巡視艇が現場に到着するのに七時間かかっております。そういうことが念頭にあったものでございますから、公海上で訓練をしているようなとき、そして政府の方針が定まっているようなとき、協力を求められたらやはりあり得るというふうにお答えした次第でございます。