金丸信の発言 (決算委員会)

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○金丸国務大臣 先般の成田空港事件というものは、法治国の日本国といたしましてはまことに残念、遺憾な事件だったと私は思うわけであります。自衛隊はあのような事態に対してどのように対処するのか。命令、要請という問題もあるわけでありますが、いま、あの成田空港の事件のみを考えてみれば、これは警察力によって十分補完できると私は考えておるわけでありますが、たまたま将来このような事件が全国的に蜂起するというようなことが出たときは、警察と緊密な連絡の中で、いわゆる警察の支援、警察を前に立てて、われわれは後からこれを支援するというような考え方でいかなければならぬと思うわけであります。
 この間、冗談話でこういう話が出ました。自衛隊が成田空港へ出動する、それがいいじゃないかというお話も出ましたが、それは腹を決める人が腹を決めてもらわなければ、自衛隊は普通の訓練をしておるわけじゃない、いわゆる日本を侵害しようとして上陸してきた相手に対しては百発百中の鉄砲でこれを殺すという訓練もしておる。そういうことだから、かりそめにもその決意のない中で自衛隊が出動するなどということは考え得られない。
 ことに成田の空港、あの一つの現象で出動というようなことは、私は、毛頭考えるべきではない、こういう考え方を持っております。

発言情報

speech_id: 108404103X00319780406_008

発言者: 金丸信

speaker_id: 2320

日付: 1978-04-06

院: 衆議院

会議名: 決算委員会