森下元晴の発言 (決算委員会)
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○森下委員 そこで、この就職援護の対策ですね。若い士の場合はいわゆる停年制がないわけです。曹以上になって停年制が使われるわけでございますが、若い隊員の士を全員曹にするわけにいかないというようなことでございますから、就職問題が実は起こるのです。
先ほど長官がおっしゃいましたように、自衛隊は非常に平和に徹し切ろうというような崇高な一つの組織でございますし、団体訓練の場でもございますし、またいろいろとりっぱな教育もされるであろうし、そういう自衛隊を出た人は優先して就職採用されるというような習慣をつけることも必要であると思っております。
最近やたらに大学等がふえまして、四〇%近く短大以上へ入学する傾向がございまして、果たして大学教育の効果というものがどの程度であろうか。ただ教育というものは施設ばかり多くても決して効果が上がらないということを考えました場合に、自衛隊というものは徴兵でございませんけれども、若い方々が魅力を持って一年なり二年なり自衛隊に入隊して、そこを一つの勉強の場所とする、愛国心を養う、また郷土愛に燃える、そういう場に私はすべきであると思います。そういう意味で、ただ志願兵であって、他に就職できないから自衛隊に行くんだというのでは困ると思います。若い方々がせめて一年でも二年でも自衛隊に入隊してよかったというような制度にしてもらいたい。
そのためには、どうしても就職あっせんの強固な体制が必要だと思います。また、自衛隊の教育内容におきましても、そういう面で努力をお願いしたいし、またそうでございましたら、こういうような不況のときでございますから、定員も大幅にふやして、自衛隊のあり方が高く評価される、こういう自衛隊になってもらいたいと思うのですが、最後に長官から御答弁をいただきまして、私の質問を終えたいと思います。