伊藤圭一の発言 (決算委員会)
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○伊藤説明員 それは直接の結びつきはないわけでございまして、御承知のように、一昨年の十月でございますか、「防衛計画の大綱」というのを政府としてお決めいただいたわけでございます。その際に、「防衛計画の大綱」の背景にありますものが、いわゆる基盤的防衛力と当時言われましたいわゆる部隊配備の計画でございます。この「防衛計画の大綱」の中心になっておりますものは、先ほども御説明いたしましたように、平和を維持するため、侵略を未然に防止するため、限られた自衛力というものを均衡のある形で配備しておいて、平時におきます災害派遣あるいは有事の際の部隊の運用、そういった観点から、偏ることなく配備をしておきたいというのが当時の考えにございました。その検討の過程におきまして、北海道におきます第一戦車団と、現在持っております第七師団とを改編いたしまして、この第七師団を機動力を持った、すなわち戦車と人員操作を中心といたしまして機動力を持った機甲師団に改編するという結論を得たわけでございます。その結果、一個戦闘団の配備というものをほかに移せるということになってまいりまして、その際、一つには九州地区の出身の隊員が非常に多いというようなこともございました。そしてまた、九州地区には平時におきますいろいろな災害等もかなりあるわけでございます。そういった意味で、平均的、いわゆる均衡のとれた配備という観点から、一個戦闘団の第八師団への移駐を決定したわけでございまして、在韓米地上軍の撤退はその後に起きた問題でございます。