伊藤圭一の発言 (決算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○伊藤説明員 いま先生がおっしゃいました総合的な安全保障政策というものが、まとまった形でつくられたということはないと私も思います。
 しかしながら、いわゆる国連を中心とした平和外交努力というものが「国防の基本方針」の第一項に書いてございます。この面につきましては、従来から外務省を中心とした平和外交の努力というものは続けられているというふうに私は考えております。
 第二項には、民生の安定と愛国心を高揚することによって、いわゆる国防といいますか、安全保障政策の機軸とするというようなことが書いてございますが、この面につきましては経済力の向上、国民生活の向上、こういった面についてそれぞれの省庁で努力いたしているところでございますし、また、食糧問題あるいはエネルギー問題というものが、特に四十八年の石油危機の問題を契機といたしましてそれぞれの分野で研究がなされているというふうに考えております。
 最後に「国防の基本方針」の中で書いてございますのは、いわゆる現状においては必要最小限の自衛力を持つ努力をするのだということと、国連が安全保障に対して機能を十分に発揮するまでの間は、日米安保体制によって日本の安全を守っていくという方針がとられているわけでございます。
 したがいまして、「国防の基本方針」に盛られていることはそれぞれの政府の担当の省庁においてそれぞれの努力はなされていると思いますが、いま先生がおっしゃいましたように、それを総合的にまとめた一つの計画なり研究の成果という形でまとまったものはないというふうに思っているわけでございます。したがいまして、こういうものは、広く国防会議等を通じまして関係省庁がそれぞれの担当する分野の研究成果をまとめまして安全保障政策というものがつくられていくべきものであるというふうに考えているわけでございます。

発言情報

speech_id: 108404103X01719780704_190

発言者: 伊藤圭一

speaker_id: 710

日付: 1978-07-04

院: 衆議院

会議名: 決算委員会