島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○島本委員 もし私が言ったようなことをそのままお認めになる場合には、自然保護憲章、この第三項に完全に違反することになるわけでありまして、この点は十分長官もお考えおき願いたいと思います。
 第三の物差しであります。これは住民運動、そして環境保護運動、こういうような運動に、期待や声にどれだけこたえ、どう対処してきたかというこの一年間の反省、これであります。
 私はこれを見る場合には、去年の二月でございましたか、例のテニス事件、こういうようなことがございまして、それ以来、環境庁は常時入門規制を実施するような、事実上、住民運動の団体であるとか被害者との交流、これに門を閉ざしたかっこうになってしまったわけであります。歴代の長官だれもしなかったことを行って、他の省庁もそれが波及したとさえ言われております。大体、環境庁はどういう役所なんでしょうか。これは住民運動に支えられて育ってきた住民サイドの役所である、私はそういうように考えておるのであります。それだとすると恩をあだにしたということになりませんでしょうか。その理由の一つとして、人前で話したくないという人のためにもそうしたんだというのであります。人前で話したくない陳情というものはどんな陳情でしょうか。むしろそれこそそこに問題があるはずじゃないかとさえ思われるのであります。住民運動などに入門規制をやる暇があるならば、当然、従来の開発行政における権力や企業の横暴にこそ総点検を下して、そして規制をすべきだ、こうさえ私ども思うのであります。
 いま私のこの考え方は、環境庁ができて以来の私の考え方であり、いままでの長官はそれによってずっと筋を通してこられたのであります。前回は、これがいまのように閉鎖的になりました。これを長官はどうお思いでしょうか。それと同時に、記者クラブとの関係はどうなってございましょうか。あわせてお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 108404209X00319780217_016

発言者: 島本虎三

speaker_id: 2814

日付: 1978-02-17

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会