竹岡勝美の発言 (内閣委員会)
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○竹岡説明員 先生の御指摘のまず最初の方でございますけれども、先月の二十七日に防衛白書の了解を得ますために国防会議の議員懇談会を開きまして、二十八日に防衛白書を出しますための説明が閣議でございました。そのときに政府あるいは総理あるいは官房長官から有事立法の勉強をせよという指示が初めてあったということではございませんので、先ほどからたびたび言っておりますとおり、昨年の八月、三原長官から防衛庁で勉強しておけとわれわれに指示がありまして、このことにつきましては、当時から内閣総理大臣の了解を得ているというように聞いております。ただ、閣議なり国防会議議員懇談会のときに総理の方から、あの有事立法の勉強はどうなっているかというような関心は示されたということは聞いておりますけれども、あのときに初めて総理から指示があったというものではございません。昨年の八月以来、防衛庁長官の指示によってわれわれやっておることは、すでにそのときから総理も御了解いただいております。
それから後の方の問題でございますけれども、いつ立法手続をとるかという問題でございますけれども、おっしゃるとおりわれわれは、お互いに平静な平時のときに憲法の枠内で勉強せよという指示を受けておるわけでございます。事有事ということになりますと、この狭い国土で国民が非常に悲惨な目に遭うわけでございますから、そういう場合におきましてある程度の国民の権利、そういったものにもいろいろ問題があろうと思います。そういうことも含めて、こういう静かな平時のときにおきまして憲法の枠内でゆっくり考えておくことの方がプラスだと思います。恐らく有事のどたばたになって一挙に云々というよりも平素から勉強しておく方が正しいとわれわれは思います。
ただし、これの立法手続をいつするかということですね。何かいたずらに国民に危機感をあおるようなことがあってもいけません、何か日本が非常に危険になったというようなことではないわけでございますから。しかし、その判断は高度の政治的判断で、いつどの時点において立法手続をやれということが示されるであろうというように私は期待しておるわけでございます。