柳川覺治の発言 (文教委員会)
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○柳川政府委員 わが国の学校給食は、いま先生御指摘のとおり、学校給食法等に基づきまして、義務教育諸学校を中心に学校教育の一環として実施して今日に至っております。
五十二年五月一日現在におきます全国的な実施状況でございますが、小学校、児童数で申しまして九九・三%と、ほぼ完全実施に近い状態にございます。また、中学校につきましては、生徒数で八二・四%。特殊教育諸学校の幼児、児童、生徒数では七八・八%、夜間定時制高等学校、生徒数では八七・三%に達しておりまして、全体で千五百五十万人の児童、生徒に及んでおる次第でございます。
このうち、学校給食は完全給食、補食給食、ミルク給食の三態様がございますが、完全給食の実施状況は、小学校、児童数では九七・〇%と、ほぼ一〇〇%近い普及率を示しておりますが、中学校につきましてはなお、生徒数で五五・四%と、小学校に比べまして低い普及率になっております。この辺は、中学校の実施が当初開始の時期がおくれたということもございますが、中学校におきます完全給食への普及の問題がなお引き続きこれから努力すべき一つの課題であろうと思います。
それから、学校給食につきましては、全般に施設設備の整備を図っていくという問題がございますし、特に物資につきまして、物資の適正かつ円滑な供給確保を図るという問題が、常に組織需要としてまとまったものでございますので、この面が父兄負担の軽減等の観点から大事なことだということで、各、日本学校給食会あるいは都道府県の給食会を通してのこの面の組織的な確保の体制を図っていくという問題があろうかと思います。
また、特に最近の問題といたしましては、国民の食糧事情を背景といたしまして、長い期間粉食奨励のような形で、パンによります。パン、ミルク、おかずという形での給食が実施の形態でございましたが、これを五十一年度から、実験学校の経験も経まして、パンあり、米あり、めん類ありという、素直な日本人の食事形態の学校給食に切りかえていくというための米飯導入の問題が、現在私ども一番力を注いでおるところでございます。