伊藤圭一の発言 (予算委員会)
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○伊藤(圭)政府委員 核兵器というものは、もともと戦略的、攻撃的な分野で開発されておりまして、三十数年前に日本に落ちました核爆弾というものは、まさにこの戦略的、攻撃的兵器の典型だと思っております。しかしながら、現在の時点におきましては、その後三十年間の開発の結果によりまして、大きく分けまして、軍事常識的に言いまして、いわゆる戦略核兵器というものは、破壊力というものはメガトン級の破壊力になっているのが実態でございます。さらにまた、軍事技術の進歩に伴いまして、戦術核兵器というものも、きわめて小型なものから、いわゆるキロトン級といいますから、破壊力といたしましては、まさに広島や長崎に落ちましたような破壊力を持った戦術兵器ということになるわけでございます。
しかし、私どもが研究といいますか検討をしたということもございませんので、では概念的に、純粋に、防御的なものはどんなものかということにつきましても、実はどういうものかということを検討したこともないわけでございまして、はっきり申し上げるわけにはまいらないわけでございますが、かつて久保防衛局長の時代に、もし仮に核地雷というようなものであれば、これはいわゆる防御的な兵器の一つのタイプであろうというふうな御答弁を申し上げたことがあるというふうに記憶いたしております。