大澤弘之の発言 (予算委員会第一分科会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○大澤政府委員 お答えいたします。
 先生いま御指摘のように、諸外国に比べまして、日本の科学技術、政府の科学技術投資といいますのは三割でございます。諸外国は大ざっぱに申しまして大体五割くらい出しておるということから見ますと、政府予算の中での比率ということにつきましては、数字の上では日本の方が小そうございます。しかし、諸外国の中には国防研究費といったようなものも入っておりまして、たとえばアメリカなどはかなりの金額がそれに入っております。それを除きますと三割五分程度、もちろん日本より少しいいのでございますけれども、大きなお金を投じておりますアメリカでもそういうような状況でございます。私ども大いに努力をしていかなければならぬわけでございますが、政府投資ばかりじゃございませんで、科学技術を支えますのは、いま先生お話ございましたように、民間の研究ということ、特に日本の場合にはこれが非常に日本の科学技術を支えてきておるわけでございます。したがいまして、私どもは単に政府投資ばかりではなくて、民間の研究投資ということにつきましてもやはり活発にしていっていただきたい。ですから、単なる比率の問題ではございませんで、トータルをふやしていくということに力をいたしてまいりたい、こう思っておるわけでございます。科学技術の研究費というのは、おっしゃいますように、多ければそれだけの大きな将来に対する効果があるものと私どもも期待しておりますので、今後とも大いに努力をしてまいりたい、こう考えております。
 なお、現在では私ども、いま御指摘がございました科学技術白書でも分析をしておりまして、まだアメリカの水準から見ますと多少落ちてはいるのでございますけれども、ここ十年ばかりの日本の動きといいますか、見ておりますと非常に躍進的に日本の科学技術の水準は伸びてきておるというふうに判断をいたしておりますので、こういう状況を続けていけばどんどん追いついていけるものというふうに考えておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 108405266X00319780301_006

発言者: 大澤弘之

speaker_id: 1396

日付: 1978-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会