太田一夫の発言 (予算委員会第三分科会)

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○太田分科員 私は本日は、この数年来問題になっております寡婦の、御主人のない奥さん、しかも子供を抱えておるそういう寡婦の雇用問題につきまして、年来、雇用促進法の制定の要望が強いのでありますが、なかなかそれが制定されない実情にある。そこでこの際、労働大臣にお尋ねをしたいのでありますが、本来言いますと、いままで身障者、中高年と特殊な層を対象にいたしまして、恵まれない弱き者、いろいろと社会的生活において条件の十分でない者、こういう方々に対しまして、相次いで雇用促進のための立法化措置がなされてまいりました。寡婦に対する雇用促進法というようなものが仮にできるとするならば、それは福祉的立場に見ました輝かしい第三の立法になるものと国民は期待をいたしておったわけであります。
 ところがそれが、そういう声が非常に大きいのにかかわらず一向に制定をされる動きが出てこない。そして労働省はともすれば、当面の糊塗あるいはびほうするというようなことに終始しておるように見受けられます。なぜそういう消極的な立場をおとりになっていらっしゃるのか。その消極的な立場をおとりになっていらっしゃるというそういうお気持ちの中には、いろいろあると思いますが、本意なのは一体何が本意なのか、労働省の本意は何か。消極的であって制定しないという本意は何なのか。たとえばその本意の中には、人手が不足していて手が回らぬというそういう実情があるためなのか、何か行きがかりがあって、メンツというようなそういうお立場があったのか、一体何が本意で消極的な立場をとっていらっしゃるかということを、最初にお尋ねをしておきたいと思うのです。

発言情報

speech_id: 108405268X00319780301_002

発言者: 太田一夫

speaker_id: 24234

日付: 1978-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第三分科会