太田一夫の発言 (予算委員会第三分科会)
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○太田分科員 言うなら、人口密集だから、全国の六十二万世帯というものに対して最もモデル的な調査をされたとは必ずしも言えません。偏ったところで調査をされている。だから、都合のいい数字が出てきているわけですね。
その雇用率とか就業率が高いという表現はいささか問題があるので、あなたもさっきおっしゃったとおり、内容について高いということは恵まれているということではないとおっしゃった。サービス業についておるということは、八百屋さんの店先でミカンを売っていてもサービス業についているということになるかもしれませんから、そういうことは、仕事があるからということと、月に何万円もらえることと同じように連結して考えるわけにいかぬわけですね。給料は少ないことは事実だから、恵まれていないということをあなたはおっしゃった。
大臣、そういうことなんですよ。あなたのところの、お役人さんと言ってははなはだ失礼ですが、政府委員各位は、重要な仕事をなさっていらっしゃるわけだから、いろいろなデータをもとにして立案されること、これは私は別に認めないわけじゃない。けれども、なかなか実態把握ということはできないという面もあるのではないかと思います。
たまたま一つのサンプル調査をなさった、一平方キロ当たり人口四千人という。まあ人口がたくさんあるところでお調べになったと言うなら、すぐそばにも何かしらお手伝いする仕事がありそうだ。それは四万か五万のはした金ですからかせぐこともできない、そういう収入状態。六十二万の寡婦世帯に対して、この中には六万の交通遺児の寡婦世帯が含まれておりますけれども、そういう人たちの就業状態並びに生活状態を一口に言うならば、七五%は思わしい仕事がなくてほとんどが困っておる。月給取りらしい月給をもらっておるのは、私どもの調査によると二五%くらい。でございますから、この実態から考えてくると、雇用率が高いとか就業率が高いとかいうようなことに惑わされてしまわないで、裏の実質的には恵まれていないといまおっしゃったことを私は重視してほしいと思うんですね。
それで、月給制で雇われておる者は、その統計の中にはどれぐらいありましたか。