案納勝の発言 (決算委員会)

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○案納勝君 まあ手続問題というふうには私は割り切っていませんが、これ以上追及をしようと思いません。
 ただ、大臣、いよいよ廃川処分を決定するときには、確かに、十一月二日の決算委員会では当時の長谷川大臣は、院の決議等、意向を無視したわけではありません、慎重に配慮しましたと。しかし、この手続の点については黙して語らずというのが実は前提です。ところが、それを一たん廃川処分を決定してしまって、今日になって、かわられた大臣から、私は、いまも言われましたような陳謝といいますか、一応の見解を承りました。私は、いまの大臣の御見解を、本当に大臣がそういうふうにしんから思っておられると思って受けとめます。こういうやり方について、仮に裏から見た場合に、確かに院でいろいろいままでの長い間の経過で論議をされてきた。この際やっちまえと、後から頭下げればいいじゃないかなんということにやられたとするなら私は納得できない。これは単に手続とは言えない。
 今日までの俗に言う田中金脈というのは、まさに土地転がしを初めとする建設省の行政自体についても、大きなやはり批判の目を国民から向けられた課題なんであります。そして、政治の信頼を、いまわれわれはどうやってこれらの問題、それに引き続いたロッキード事件等を通じて回復をしていかなくてはならない課題を抱えている問題、私は、それだけにこの取り扱いというのは、やはり政府として、しかも三木総理は、三木総理みずからがこのことについて国民の納得する方法をとる、こういうことを明らかにしてきた今日の経過を踏まえた場合に、単に、実はさきの大臣の見解はよくわからぬがと、こういういまの御見解だけでは、本来なら納得できないところであります。しかし、現実今日の段階を迎えているわけであります。
 私は、ここで明確にしておきたいのは、これは単に手続問題、河川敷問題だけではない。今後当院として、しかも委員会の決議によって、その討論の経過を踏まえて、一定の申し入れ、意思表示が行われたことに対する政府として責任ある態度を今後は明確にとってもらいたい。今回のようなことが繰り返しにならないように、明確にその点についての措置をとってもらいたい。この点を大臣に強く要望しておきたいと思います。大臣、いかがでございますか。

発言情報

speech_id: 108414103X00919780407_017

発言者: 案納勝

speaker_id: 10565

日付: 1978-04-07

院: 参議院

会議名: 決算委員会