北川俊夫の発言 (社会労働委員会)

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○政府委員(北川俊夫君) かつて賀来労政と言われた、いわゆる終戦直後の労政局か果たしておりました役割りは、やはり労働委員会とやや重複するかのように、紛争の仲介とか、あるいは労働教育的にいろいろ労働組合を指導をすると。これは労働組合か発足して間もない、歴史が浅いというような事情もありまして、そういうことが行政の面として非常に強かったわけでございます。いまや労働組合は非常に健全に育っておりますし、行政がそういうおせっかい的に中へ入っていろいろ手を差し伸べるような事態は、私たちももうなくなったと思っております。そういう意味で、労政局としましては、むしろ国政の面に労働組合がいろいろ発言をなさる、そういう意味で政府と労働組合とのパイプ役を果たす。さらには労使関係法の法規につきまして、たとえば不当労働行為制度のごとく、すでに制定以来三十年近い年月を経て、その再検討を要請されておるような面についての再検討を進めていくというようなことをやっておるわけでございます。さらに最近は、加えまして、労使関係という面を広げまして、労働問題が経済問題と密接不可分であるという観点から、労働経済的分野から、たとえば賃上げの問題あるいは労働条件の問題、労働運動とのつながり、そういうような分析を行う等の、従来の終戦直後の労政局とは業務内容を変えつつある、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 108414410X00519780323_193

発言者: 北川俊夫

speaker_id: 10028

日付: 1978-03-23

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会