山崎昇の発言 (内閣委員会)

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○山崎昇君 いま防衛庁長官から、訪欧、訪米の報告がありました。きょうこれを論ずるには余りにも時間がありませんし、また同僚の野田君から後ほど質問さしていただきまして、私は一、二点だけお伺いをしておきたいと思うんですが、あなたの行ってこられたことを総括して言えば、どうやって日本の軍事力をふやすかということにすぎない。そこで一番問題として出てきますのは、ちょうど国連で軍縮会議等の特別総会が持たれている。将来この軍縮との関係をあなたはどう認識されるのか。
 それから第二点は、一番最後にも述べられておりますが、もし外国並みに日本の軍事力が持たれたとすれば、平和憲法との関係が矛盾をしてまいります。一体、平和憲法との関係をどのようにあなたは認識をされていかれるのか。
 第三点は、政治的に長期の見通しを持たなきゃならぬことはそうでありますが、私どもは米ソの関係等を見ても、幾つかの局地的な問題はあるとしても、総括で言えば、これはデタントの方向に向かうであろうという認識を持つ。そのときに、どうして日本は一連の軍事力というものをあわてて増強をしなけりゃならぬかという長期展望との関係についてあなたの認識をきょうは聞いておきたい。
 第四点は、なるほどヨーロッパではいろいろなことがあるでしょう。しかし、日本とは置かれております地理的要件から国情が違います。そういうものをどう考慮されてあなたは見てきたのか。私が一番気になる文章は、一番最後の、いずれの国においても、軍事施設、教育訓練環境は、わが国をはるかにしのぐものがあって、わが国が大変立ちおくれている、急いでこれらの国に追随をしなきゃならぬという趣旨のことが結論として述べられておる。これは短い言葉でありますが、きわめてこれからの防衛問題を論ずるときに、私は重要な言葉だと思っておりますが、きょうはそう時間ありませんので、後で、二、三具体的なことを聞いて終わりにしておきたいと思いますが、いま申し上げました四つほどの点について、とりあえずあなたの見解を聞いておきたいと思うんです。

発言情報

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発言者: 山崎昇

speaker_id: 6197

日付: 1978-06-29

院: 参議院

会議名: 内閣委員会