伊藤圭一の発言 (内閣委員会)
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○説明員(伊藤圭一君) 大臣が御答弁申し上げます前に、いま先生がおっしゃいましたことは私どもまさにそのとおりだと思っております。私どもは、いわゆる国防の基本方針の中で、防衛力の分野におきます担当部局といたしまして、いろいろ装備の問題あるいは施設の問題を申し上げているわけでございますが、御承知のように軍事力の国の安全保障に果たす役割りというのが、いわゆる二次大戦以降というものは以前のような絶対的なものではございません。しかし、私どもは現実の国際情勢を見ますると、国の安全保障の中で軍事力が果たしている役割りがゼロだというふうには考えられないわけでございます。したがいまして、そういった意味の総合的な施策というものが、わが日本におきましても国防の基本方針になっているわけでございまして、その第一には、外交による国連を中心とした外交努力というものがございます。二番目には民生安定といいますか、国民の生活を安定させるということが重要であるというふうに方針ではうたってございます。そして三番目に、必要最小限の自衛力、この必要最小限というのが、まさにいま先生がおっしゃったような意味で、世界の軍事力の枠組みの中でいかに果たしていくか、必要な最小限の自衛力を持つということが国の安全保障に役立つというふうに考えているわけでございます。そして最後のところで、国連が完全に平和維持機能を果たすに至るまでの間は、日米安保体制というものによって軍事面というものは安全を確保していく、同時にまた、日米安保条約による経済協力その他によって生活の安定その他を確保していくというような考え方が国防の基本方針になっているわけでございます。