伊藤圭一の発言 (内閣委員会)
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○政府委員(伊藤圭一君) 核戦争がいわゆる比較的公算の上では少ないということは、これは軍事的な判断からいたしますとそうだろうと私どもも考えております。これは専門家の判断も大体そういうことではございます。しかし現実に核の時代に入っております。そうしてまた、核兵器を持った国というのはあるわけでございます。したがって、そういうものが攻撃を全くしないということを考えるのは少し行き過ぎだというふうにも考えられるわけでございます。しかしながら、わが国におきまして核攻撃を受けた場合の対策というものは、実は、議論され、それに対する対策というものが検討されたということはいまだございません。わずかにございますのは、まあ核の攻撃を受けたときに、その放射能を測定するような装置を細々と自衛隊が持っているというようなことはございますけれども、いわゆるソ連、アメリカあるいはスウェーデン、そういった国々が、小国を含めましてこの核の対策に真剣に取り組んでいる状態とは違っているという気がいたします。しかし私どもは、やはり民間防衛という立場からするならば、そういったものに対する配慮というものも考えていくべき問題だというふうには思っているわけでございます。