福田赳夫の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(福田赳夫君) いま経済のことと財政のこと、これを一緒にお話しになっておられるようでありますが、経済のこととして見た場合に、これは、田渕さん、世界じゅうがいま大変なむずかしい時期なんです、田渕さんもよく御承知だと思います。どこの国を見たってそれはみんな大きな問題を抱えておるわけでありまして、そこへいきますれば、わが日本はまあまあよくいっておる方だと、こういうふうに思うのであります。
 そのよくいっている方だというのがどういう形で出てきたかということを考えますとき、それはいろいろ事情はありますけれども、一つは、財政に相当大きな負担をこれまでも課してきた、そこに私は問題があると思うのです。そこへ大変な円高不況というような状態でありますので、収入も減ってくる、そういうことで膨大な赤字を露呈するということになってきておる。これから先々を考えますと、やっぱり景気を回復して自然増収が出くるような状態に持っていくことが必要だと、財政の立場から考えても私は必要だと思うのです。それから同時に歳出、いままで、高度成長体制の歳出体制、これにずいぶん努力はしてきておりまするものの、そうこれがはかばかしい状態に動いておらぬ。そういうような点、全部財政の歳入歳出面を洗い直しまして、これから財政をよくしていくということも非常に大事な問題になってきておる、このように考えます。

発言情報

speech_id: 108415261X00719780310_011

発言者: 福田赳夫

speaker_id: 20078

日付: 1978-03-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会