福田赳夫の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) 念のため申し上げますが、公定歩合の引き下げだけじゃどうしようもないなんというふうな、そういう発言をしたことはありませんから、誤解のないようにお願い申し上げます。
この円高問題は、結局、根本は円高というよりはドル安なんですから、やっぱりアメリカがドルの価値安定に精力的に取り組んでいくということが私は非常に大事だと、こういうふうに思うのです。同時に、わが国といたしましても、ドル安の根源であるアメリカの国際収支赤字、これがあのような状態から改善されるように、わが国としてできるものはこれは協力していくということが大事だろう、このように思います。同時に、わが国自体も、それらの努力も含めまして、経常黒字百億をかなり上回るというような状態を是正するというために、本当に真剣な努力をする。その努力をするということがはっきりし、また、そういう傾向が出てくるというようなことになりますれば、これはかなり私は通貨問題に対する影響が大きかろう、こういうふうに思いまするし、アメリカの方ではアメリカが努力を始めたということになりますれば、これもまた大きな影響を持ってくるであろう、このように考えております。