福田赳夫の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) 選挙制度全体につきましては、私は金のかからない公明な選挙が行われるようにということを念願して、衆参両院を通じましての選挙についての改革、これはぜひやっていかなければならぬ問題だと、こういうふうに考えておりますが、その中で参議院の制度につきましては、地方区において定数問題があるわけです。それから、全国区につきまして全国区制度自体をどうするか、こういう問題があるわけであります。
私は、選挙制度、衆参両院を通じてやっていきまするけれども、これはとにかく相撲でいえば土俵をつくるようなものでありますから、やっぱり皆さんのというか、各党各派の合意というか、相談の上やっていかなければならぬ性格のものだろう、こういうふうに存じまして、自由民主党に対しましては各党各派と相談をして改革の方向を進めるようにという要請をしており、そのような動きになっておるわけでございまするけれども、私は、率直に申し上げまして、参議院の地方区の定員問題もあります。これは大事な問題です。大事な問題ではありまするが、それよりもさらに急がなければならぬ問題ですね、これは全国区の制度自体の問題である、こういうふうに思うのです。昨年の七月の参議院選挙、これでわれわれはあの制度がいかに公正に実行しにくいものであるかということを体験したことかと思うのです。その体験というか経験、その熱の冷めないうちにこの問題は処理したいというような考え方であります。その点も自由民主党に対しましては強調しておるわけなんであります。
いずれにいたしましても、第八次選挙制度審議会、そうなりますればまたこれは悠長な話になりまして、次の参議院選挙も現行の選挙制度だというようなことになっちゃう。そうじゃなくて、もう選挙制度審議会においていろいろ意見は聞いておるわけでありまして、もう各党各派が相談してどういう選択をするかという踏ん切りの段階に来ておるんじゃないか、そのように考えております。私は、各党各派が反対だというのを無理をしてどうこうという考えはありませんけれども、願わくば次の参議院選挙、特に全国区につきましては新しい制度でやっていきたいなと熱望しております。