村山達雄の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(村山達雄君) 変動為替相場のもとにおきましては、言うまでもございませんけれども、国際収支の動向が最終的な相場を決めることは当然でございます。その問題と関連して公定歩合のお話が出ましたけれども、現在のところ、公定歩合の引き下げは考えておりませんけれども、従来、公定歩合を下げまして果たして円高なり、その国の公定歩合を下げて流入する短資を規制できたかということを実験的に見てみますと、昨年九月、わが国で公定歩合を引き下げ、同時に一連の対外政策を実施したところでございます。しかしながら、あのときはやはり円高の傾向がございまして簡単に乗り切られてしまった。またスイスにおきましても、最近、一%の公定歩合を引き下げ、それからまた外資に対しては逆日歩を取るというようなことをやっておるわけでございますが、円高の傾向の強いときにはほとんどその効果はございませんで、やはり簡単に乗り切られてしまった、こういう経験があるわけでございます。したがいまして公定歩合の問題というものは、そういうところに余り重点を置くべきでないんであって、本来、やはり金融情勢を踏まえ景気の振興を図っていくタイミングをどういうふうに考えるか、このように考えるのが私は本筋だと考えているわけでございます。

発言情報

speech_id: 108415261X00819780311_021

発言者: 村山達雄

speaker_id: 7217

日付: 1978-03-11

院: 参議院

会議名: 予算委員会