伊藤圭一の発言 (予算委員会)

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○政府委員(伊藤圭一君) 私が御答弁申し上げました内容について御説明申し上げますと、私は四点について御説明申し上げたわけでございます。あのときの御質問は、朝鮮半島で紛争が起きた場合には難民が予想される、その場合に、自衛隊はこれを救済することがあるのかという御質問でございました。
 そこで、私が申し上げましたのは、まず第一点といたしまして、自衛隊が直接難民を救済するという任務は持っておりませんということを申し上げました。さらに、政府が難民を救済するという方針をお決めになった場合、まず警察、海上保安庁がこの任に当たるであろうということを申し上げました。その際に、自衛隊も協力するということはあり得るだろう、これは人道的な見地から協力することはあり得るだろうということを御答弁申し上げたわけでございます。
 ちょうどこの御質問のありました一カ月ほど前に、御承知のように長崎県の五島列島でシンガポールの船が転覆をいたしました。そして、たまたまそのそばで夜間訓練をやっておりました海上自衛隊の艦艇がこの救済に当たったわけでございます。当時は非常に荒天でございまして、長崎からの救援というのは海上保安庁は七時間後に着いております。海上自衛隊が直ちに救済をいたしましたので、ボートで漂流をしておりました十人が救われました。海中で泳いでおりました十二人の人は救い上げましたが、その後亡くなったわけでございます。そのような状況を想定しておりましてお答えした次第でございます。

発言情報

speech_id: 108415261X00819780311_102

発言者: 伊藤圭一

speaker_id: 710

日付: 1978-03-11

院: 参議院

会議名: 予算委員会