前川春雄の発言 (予算委員会)

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○参考人(前川春雄君) 為替相場の適正水準がどういうものが適当であるかということにつきましては、いろいろの学者の間に議論がございます。購買力を比較してはかるのが通常でございまするが、こういう学者の間の議論でも、その購買力を何ではかるか、また基準時点をいつにとって比較するかということで全く計算が変わってくるわけでございまして、この水準自体につきましても一定に帰一するところはございません。
 クライン教授のそういう計算につきましては、私どももつまびらかにしておりませんけれども、こういう相場水準をいかにするか、適正水準を判定することが困難であるためにいまの変動相場制というのが実はとられておるわけでございます。変動相場制にはいろいろ欠点もございまするけれども、適正水準を判定するということはさらに困難でございまするので、こういう状態が続いておるわけでございまするが、いまのそういう意味から申しまして、クライン教授が二百二十円ということを発言しておるということは、教授の考えとしてはそうかもしれませんけれども、一般に受け入れられるものとはとうてい思えないというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 108415261X01019780314_011

発言者: 前川春雄

speaker_id: 4148

日付: 1978-03-14

院: 参議院

会議名: 予算委員会