前川春雄の発言 (予算委員会)

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○参考人(前川春雄君) ただいまお話がございました相場水準に関しまする当局者の発言、あるいは銀行あるいは学者の発言、こういうものが非常に市場心理に影響いたしますることはお説のとおりでございます。私ども、そういう意味で、少なくとも責任者がそういう発言を軽々しくすべきでないというふうに常々考えております。これからもそういう無責任な発言が起こることによって相場が混乱するということは非常に私どもとしても苦々しく感じておるわけでございます。
 これから為替相場は、昨年の秋の例でもわかりまするように、一つの通貨だけが単独に動くということはございません。一つの通貨が変動いたしまするときには、日本の円が初めに高騰いたしまて、その後、ドイツマルク、スイスフランというふうに連鎖的に動いておるわけでございます。そういう意味で、いまの変動相場制のもとにおきましては、そういう市場心理が非常に大きく影響いたしますることはお話しのとおりでございます。そういう点からも、責任者あるいは学者等の発言については十分慎重にしてほしいと思っております。私ども、そういう相場の動きに対しまして、いささかも投機的な動きが起こるような場合にはこれに断固として介入しておくという基本的な態度はこれからも続けてまいりたいと思っております。

発言情報

speech_id: 108415261X01019780314_013

発言者: 前川春雄

speaker_id: 4148

日付: 1978-03-14

院: 参議院

会議名: 予算委員会