福田赳夫の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) 日米首脳会談は、とにかくわが国とするとアメリカは非常に大事国である。そこで年に一回ぐらいはその首脳が会談をいたしまして、何という特定した問題がなくとも世界の情勢をながめ、世界の平和をどうするか、世界の経済をどうするか、そういうことについて話し合うべきである、このように考え、アメリカ側においてもそういう考えで今度五月に会談しよう、こういうことになっておるわけで、通貨問題ばかりというわけじゃありません。
しかし、いま通貨問題は、当面する非常に混乱した世界経済、この動きの中で非常に重要なファクターになってきておるわけでありますから、当然通貨問題にお互いにどうすべきかというような話、これは出ないというはずはありませんけれども、事は通貨問題ばかりじゃなくて、世界の経済をどうするか、南北問題をどうするか、また通商問題、いまややもすれば保護貿易主義なんていうのがささやかれるような状態になってきておりますが、これに対してどういうふうに立ち向かうかとか、そういう広範な経済の問題、またアジアの政治問題、また中東の問題、いろいろ各地の問題につきまして意見の交換をする、このようなことになろうと思います。その中で通貨の問題が出てくるということ、これはもう当然考えられることでございます。