大森誠一の発言 (外務委員会)
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○大森政府委員 お答え申し上げます。
昨日私が申し上げましたように、戦争状態の終結というものにつきましては、一般的に申し上げまして、当事国間の平和条約の締結で終了するのが通常でございます。しかしながら、それ以外のケースというものも先例としてあるわけでございます。幾つかの例を申し上げますと、たとえば、これはいわゆる第二次大戦前の古い時期にさかのぼりますが、単純な戦争行為の終止ということによって戦争が終了したという例といたしましては、一七一六年のポーランド・スウェーデン戦争、一七二〇年のフランス・スペイン戦争、一八〇一年のロシア・ペルシャ戦争、一八六七年のフランス・メキシコ間及びスペイン・チリ間の戦争といったような例がございます。
また、戦争状態の終了宣言ということでもって、つまりいわば戦勝国の一方的な宣言という措置によって終了した例もございます。たとえば、一九一九年九月十五日の中国による対ドイツ戦争終了宣言、あるいは一九二一年七月二日の米国上下両院の合同決議によるドイツ、オーストリア及びハンガリーとの戦争終了宣言、このような例がございます。それからまた、一九四七年九月十六日の英国のオーストリアに対する戦争状態終了の通告、こういう形をとった例もございます。
以上のとおりでございます。