高沢寅男の発言 (外務委員会)

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○高沢委員 私もそうだろうと思うのであります。そういたしますと、もう今後日本と中国の間で二度と戦争をするような事態があってはならぬということを、お互いに確認したということだと思うのですが、それを私は大変評価しながら、ただ、この場合に心配になることは、日本と中国の間に朝鮮半島があるわけであります。その朝鮮はいま南と北に分断されている。そのことによって朝鮮半島で戦争が現実に起きる危険性というものがここに現実に存在している。このことは、私は否定できない現実のアジア情勢だと思うのですね。
 そこで、これはあってはならぬことですが、まさに万々万一の可能性として、朝鮮半島において戦争状態が起きる、こういうときに、御承知かと思いますが、朝鮮民主主義人民共和国とソ連、それから朝鮮民主主義人民共和国と中国の間に相互援助条約というものがあります。いわゆるソ朝相互援助条約あるいは中朝相互援助条約というものがあります。この相互援助条約では、朝鮮民主主義人民共和国が他国から武力攻撃を受けたときは、ソビエトもあるいは中国も、武力的な手段も含めてあらゆる援助をする、こういうことがこの条約の中に規定されているわけであります。そうなりますと、このことを考えてみると、日本と中国の間ではこれから絶対に戦争しないということが有効に成り立つためには、朝鮮半島においても絶対に戦争があってはならぬ、こういうことがなければいかぬじゃないか、私はこう思うわけですが、まずその認識の問題について大臣にひとつお考えをお聞きしたいと思います。

発言情報

speech_id: 108503968X00219781014_021

発言者: 高沢寅男

speaker_id: 6418

日付: 1978-10-14

院: 衆議院

会議名: 外務委員会