高沢寅男の発言 (外務委員会)

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○高沢委員 いままで日本における安全保障の一つの概念として釜山赤旗論という言葉があることは御承知かと思います。朝鮮においてその戦争状態というものはあってはならぬわけですが、仮に万一起きて、そして朝鮮民主主義人民共和国の方が釜山まで制圧をしてくるというような状態になると、釜山にも赤旗が立つ、こういう状態になると、これは即日本の安全が脅かされる事態だ、こういう一つの認識があって、そういうふうな状態を避けるには今度は日本から打って出るべきだ、あるいは出なければならぬ、こういうふうな考え方が現実にあったことは、私はこれは否定できない事実だと思うのであります。いわゆる佐藤・ニクソン共同声明の中で、「韓国の安全は日本自身の安全にとって緊要である」ということを言ったのも、私は実際上そういう内容を意味しているのじゃないのか、こう思うのであります。いま防衛庁長官から、そういうふうな想定は断じてしない、またあり得ない、こういうお答えがあったのですが、このいわゆる釜山赤旗論ということについてお考えをひとつ聞きたいと思います。

発言情報

speech_id: 108503968X00219781014_025

発言者: 高沢寅男

speaker_id: 6418

日付: 1978-10-14

院: 衆議院

会議名: 外務委員会