石川要三の発言 (建設委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○石川委員 そういう大きいものをつくれば当然いま御指摘のようないろいろな都市問題が付随するわけでございますが、一体この多摩ニュータウンというものをとってみても現在恐らく、まだ一割三分ぐらいしか完成されてないと思うのです。ですから、まだ大体八、九倍の大きさにふくれ上がるわけですね。現在、私があそこを毎日見ておりましても、あらゆる意味で、一体こういう中にお住まいの方々の将来ですね。子供さんはどういうふうに成長されるだろうかというような問題をとってみても、何か非常にはだにアワを生ずるような感じもするわけでございます。
そこで、このままの計画を、これから進めようとされていくのかどうか。私は結論から申し上げますと、もう抜本的な発想の転換を、ぜひひとつ考えるべきではないか、こういうふうに思うのです。特に、いまいろいろな問題の中に近郊都市との関連、公共投資の問題とか、あるいは地方自治体の財政負担の問題とか、さらに旧来の町の市民と新しい市民との融合、こういった点は、ああいうような大きいものですと、ますます大きくすれば、これは完全に融合どころではなくて、これはもう本当に旧来の市民がのまれてしまう。それで、その中に果たして、どういうような文化が本当に芽生えてくるだろうかということを考えると、何か非常にそら恐ろしいような感じがするのです。したがって、このような四十万になるような大ニュータウン、これを果たして、これからそのままつくるのかどうか。私は抜本的に発想の転換をすべきではないかと思いますが、その辺について、ひとつ建設大臣と総裁に御見解を賜りたいと思います。