山崎武三郎の発言 (災害対策特別委員会)
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○山崎(武)委員 せんだっての国会で、活動火山対策特別措置法をここにいらっしゃる諸先生方並びに政府当局の御理解を得てつくらしていただき、桜島は大変感謝いたしております。厚く御礼申し上げる次第でございます。
私、先週の土曜日、その桜島の古里温泉へ行ってきました。道路は、実は桜島の噴煙でもうもうとしまして、猛吹雪の中を車が走るような感じでございます。御承知のとおり古里温泉というのは、林芙美子が「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」とうたった碑の建っているところでございますが、いま桜島の町民ひとしく、この林芙美子の、花の命は長くて苦しきことのみ多かりきという感を抱いているのではないかというふうに思っております。
しからば、どうすればいいんだということの議論でございます。せんだっての国会で活動火山対策特別措置法はつくってはいただきました。つくっていただきまして、そして政府としても、地方公共団体としても、できることはすべてやっていただいたというふうに思っておりますし、感謝もしておりますが、それではどうにもならぬところまで実は来ているような感を深くしておりまして、きょうは、私は、政治というのは、国民に前途に希望を与えるのがやはり政治であろうという観点から質問をするわけでございます。
まず第一番目に、この桜島の噴煙がずっと続いている間はまさに後追いでございまして、予算を幾らつけてみてもつけてみてもどうにもならぬという感じでございますが、実は、この桜島の噴煙をもとから断ち切る方法はないのかという、これでございます。科学が発達しまして、海水から発電をさせる、海水から真水をとる、ロケットが月まで行くということ御時世において、桜島の火山活動、この噴煙というのをとどめることはできないのか。言い直しますと、火山発電というのができるのであれば、桜島の噴煙というのは実はこういう状態にならないのではないかと思うわけでございます。桜島の土手っ腹に穴をあけても結構です。あるいは桜島の噴火口の周辺に火山発電装置というのをこさえて、そしてこの地熱というのを常時吸収しておれば、爆発のエネルギーというのは常時発散してしまうわけでございますから、かような火山活動というのは消滅する、ないしは停滞するはずだというふうに理屈では考えられるわけでございます。
いま私が申し上げたようなことが荒唐無稽なことであるのかどうか、現在の科学の発達のぐあいというのは、いま私が申し上げたようなことを不可能としているのか、あるいは可能性があるというふうに考えておられるのか、この辺のことを実は承りたいわけでございまして、鹿児島市民、鹿児島県民、桜島はもとよりでございますが、あまねく、心の底から私のいま申し上げたことについて実は大変な期待を持っているのではないかというふうに思っておりまして、あえて御質問する次第でございます。