天谷直弘の発言 (内閣委員会)

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○天谷政府委員 現在、日本の一次エネルギー中、石油に依存する割合が七四%ぐらいございます。それからまた、エネルギーのうちで輸入に依存する割合が八八%ございます。この数字は先進国中最大でございます。すなわち、日本の経済が生きていくために海外依存度が非常に高いわけでございます。したがいまして、日本の経済の安全ということを考えますと、この海外依存、なかんずく中東依存をどうやって減らすかということが非常に大きな問題でございます。
 それで、この中東依存の危険性ということは二つございまして、一つは短期の危険でございますし、もう一つは長期の危険でございます。短期の危険は、昭和四十八年にありましたような石油危機が再発するかどうかという問題でございますし、長期の危険は、世界全体として石油の供給がその消費の伸びに追いつかない危険があるかどうかという二つの問題でございます。
 短期の危険に対しましては、現在民間備蓄を九十日までふやすということ、それから九十日以上につきましては、民間の負担が大きくなり過ぎますので石油公団が備蓄を行うというようなことで、日本全体としての備蓄量を少なくともヨーロッパの水準くらいにまで引き上げる。ヨーロッパの水準は現在百十日分でございますが、この水準くらいまでは少なくとも引き上げるということで、いろいろ施策を推進いたしております。
 それから長期の問題といたしましては、代替エネルギーの開発、たとえば石炭それから水力、地熱、原子力というような代替エネルギーの開発に鋭意努力をいたしておるところでございます。石炭につきましては、現在石油火力が多いのでございますが、石炭火力をふやしていくとか、石炭液化の研究開発を行うというようなことも考えておるわけであります。それからもっと長期になりますと、太陽エネルギーとか核融合というような資源エネルギーの開発をしなければならないというふうに考えております。それから石油について申しますと、……

発言情報

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発言者: 天谷直弘

speaker_id: 23370

日付: 1978-10-18

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会