福田赳夫の発言 (予算委員会)

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○福田内閣総理大臣 五年前の石油ショックで、世界じゅうの経済が混乱をしているのです。その混乱の中としては、私は、わが国の経済はまあまあいいところをいっている、このように見ております。国内的側面を見てみますと、国民の消費は着実に伸びておる。また設備投資も、政府の見通した見解のような趨勢をたどっておる。住宅投資、これは躍進をしておる。在庫調整、これも順調に動いておる。それから政府の予算の執行、これがかなり活発な動きをいたしておるわけであります。そういうことで、国内的側面は概していいのです。
 ただ私は、総体の日本の経済とすると、外的側面、つまり輸出が、ドル安、円高の影響を受けまして鈍化の傾向を示しておる。これがいま日本の国内全体の経済の足を引っ張っておる。いま、大体日本の経済はいい方向へ動いておるけれども、黒一点、これがある。何だというと、これは為替不安、これが日本の経済の成長を妨げておる、こういうふうに私は見ておるのです。でありますから、これをほうっておきますと、七%成長、なかなかむずかしい。そこで外的要因、つまり輸出の鈍化、これの国内経済に及ぼす影響を補うということで、補正予算その他の総合対策を講じましてその落ち込みを補っていこう、こういう考えでございます。

発言情報

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発言者: 福田赳夫

speaker_id: 20078

日付: 1978-10-02

院: 衆議院

会議名: 予算委員会