伊藤圭一の発言 (ロッキード問題に関する調査特別委員会)
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○政府委員(伊藤圭一君) いま先生の御質問がございましたので、少しあの時期のことを整理して申し上げたいと思いますが、コーチャンの証言にありますように、十一年前からP3Cの売り込みを図っていたということは、私はあり得ないと思うのでございます。といいますのは、御承知のように、四十八年になるまではP3Cというのはアメリカは全然リリースしないという方針だったわけです。したがいまして、四十八年になりましてからやっとこれをリリースしてもいいということを言ってきたわけでございますから、それ以前はP3AあるいはP3Bというものの売り込みを図っておったというのは事実だと思いますけれども、このP3A、P3Bというものについては海上自衛隊そのものも全く相手にしていなかったというのが実情でございます。そして、その四十九年に海幕長に会いに来たときというのは、まさに、御承知のように、国防会議の事務局に専門家会議というのが設置されておりまして、そこで輸入にするのか国産にするのかということを専門家が審議している段階でございました。当時は、私どもが歴代の長官から言われておりましたのは、国防会議の事務局の専門家会議の結論が出るまでの間は何が欲しいというようなことを言うなということをかたく言われておった時期でございます。したがいまして、商談という形ではあり得ないというふうに私は信じているわけでございます。