松本操の発言 (交通安全対策特別委員会)

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○政府委員(松本操君) 米軍につきましては二つの面から考えるべきであろうかと思いますが、米軍の基地となっておりますたとえば横田でございますとか、岩国でございますとかというふうな基地につきましては、自衛隊におきますと同様に、その飛行場周辺の飛行場管制圏に相当する部分及び飛行場管制圏に出入りをいたします航空機が上がったり下がったりする部分になります進入管制区、ここにつきましては、それぞれの空域を運輸大臣の命を受けて管轄しております航空交通管制部というのがございます。関東地方でございますと所沢にございますが、この航空交通管制部が一定の空域について、この中ではこういう約束の範囲内で米軍が処置をしてもよろしい、こういうことを取りきめております。したがいまして、米軍機といえども、たとえば横田から出発をしてどこかへ計器飛行で飛んでいこうという場合には、東京航空交通管制部の承認を得なければ一機たりといえども離陸ができない、こういうことになっておりますし、さらにこの管制区の外へ出ようという場合、あるいは管制区に入るという場合、すべて東京航空交通管制部の指示によって動く、こういう形になっておりますので、実質的には十分の成果は得ておるというふうに考えておるわけでございます。
 もう一つの点で、しからばそういった狭い空域の中において行われる管制の業務、これは秩序形成行為とでも申しましょうか、その空域の中を主として米軍機が飛びます場合にごしゃごしゃにならないように一定の秩序を保つという行為をさせるわけですが、これの基本になっておりますのはICAOのルールでございます。ICAOのルールというものは私どもの航空法の基幹にもなっておるわけでございますので、そういう点において微細な航空交通管制上の規定につきましてもこれは同じ原則に沿って行われておる、こういうことであろうかと思いますので、一応の目的を達しておると、こういうふうに私どもは理解をしておるわけでございますが、しかしいやしくもそういう点から逸脱することのないように、絶えず在日米軍との間には機会を持っていろいろと注文もつけ、諸般の面においてこの枠の中で確実な仕事がやられるように私どもとしては厳重な指導をしておる、こういうのが実情でございます。

発言情報

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発言者: 松本操

speaker_id: 1649

日付: 1978-10-18

院: 参議院

会議名: 交通安全対策特別委員会