野田哲の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○野田哲君 総理大臣として公的に参拝をしてほしいという要請があって、しかも総理は当時の新聞報道で公的でも構わない、こういう発言があったということが新聞に報道されているわけであります。だからこれは公的参拝の要請にこたえたという客観的な条件が整っていると思うんです。
 そこで伺いますけれども、ただいまの見解は、一九七五年五月三木内閣の当時の稻葉法務大臣が自主憲法制定国民会議に出席をされたことが非常に問題になった。その際三木総理の見解というのは、閣僚の地位の重みからして公私の区別はつけられない、こういう見解を表明をされて、その趣旨が一応確認をされて稻葉問題の決着がついたわけです。こういういきさつがあるわけであります。
 それから、翌年の八月に三木総理が靖国神社へ参拝されたことについて当委員会でそのことについての質疑が行われておるわけですが、そのときに吉國法制局長官の発言の趣旨は、稻葉法務大臣が前年自主憲法制定国民会議に出席をしたことについては、これは法務大臣稻葉修という形で紹介をされたから大変問題になったんだ、今回のこの三木総理の参拝については公用車も使っていない、公職者を随行させていないし、記帳も公的な肩書きをつけなかったと、そういうことで稻葉法務大臣が法務大臣稻葉修として紹介をされた、このことと態様が違っている。そういうことで、公用車を使わなかったことや、あるいは公職者を随行させなかったことや、公的な肩書きをつけなかったことによって、私人としての三木武夫という立場を明らかにしたんだ、こういうふうに答弁をされているわけであります。
 これらの見解といまの官房長官の見解は全く相反した形になっているんですが、そういたしますと、私が先ほど稻葉法務大臣の問題に絡んでの三木総理の発言、あるいは三木総理が靖国神社に参拝されたことに対する私的参拝であるという立場で幾つかの条件を挙げられている。これはそれぞれ国会の場で公式に発言をされているわけでありますけれども、この三木総理の見解や吉國法制局長官の見解をいまの見解は全面的に変更される、こういう内容になっているんですが、そういうことなんですか。

発言情報

speech_id: 108514889X00219781017_013

発言者: 野田哲

speaker_id: 32814

日付: 1978-10-17

院: 参議院

会議名: 内閣委員会