野田哲の発言 (内閣委員会)
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○野田哲君 心外なのは私の方ですよ。あなたが心外じゃないのです。私の方が心外なんです。いいですか。
今回統一見解を求めたのは稻葉問題の決着をつけたときの三木総理の見解、つまり閣僚の地位の重みからして公私の区別はつけられないんだと、こういうことで、法務委員会、それから当委員会で大きな議論があって、この三木総理の発言で一件落着をしたわけなんですよ。それから吉國法制局長官は、やはりこの委員会で三木総理の靖国参拝と、それから当時の稻葉法務大臣の問題を引き合いに出して、私人であるということの立場を明らかにするために公用車も使わなかった、あるいは公職者の随行もつけなかった。記帳も総理大臣という肩書きは外して記帳した、こういうことで私人としての立場を明らかにしたんだ、こういうふうに吉國さんは説明をされているわけです。それと今回の、この前の八月十七日の法制局長官の見解がそれぞれ異なっているから私は統一見解を求めたわけなんです。あなたはいま稻葉法務大臣が当時出席をされた自主憲法を制定しようとする会議、つまり政治的な問題を論ずるところと、福田総理が靖国へ参拝をしたのとはおのずから性質が違うんだ、こういうふうに説明があったわけですけれども、いま靖国神社のあり方をめぐってどういうふうに国論が動いているか、あなたは承知されていないのですか。靖国問題の扱いは、まさにいま政治的な問題なんです。靖国法制定という大きな動きがある。これと靖国参拝というのは無縁ではないわけです。まさに政治的な問題なんですよ。これをいまそういうふうな説明をされることは、私どもとしては納得できない。だから結論として、この問題だけ長々とやっておるわけにいきませんから伺いますけれども、いまの見解というのは稻葉問題を処理をされた三木総理の発言、それから三木総理自身の靖国参拝についての吉國法制局長官の当委員会での発言、これを全面的に変更される内容になっていると思んですが、そういうふうに受けとめざるを得ないと思うのです。なぜそういうふうに、わずか三年の間に政府の見解がこうも変わったんですか。その理由を伺いたいと思います。