森整治の発言 (農林水産委員会)
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○説明員(森整治君) この点につきましては、先生の御指摘は、恐らくむしろ一種、二種、三種、そういうこととあわせて、もう一つそういう漁港の指定を具体的にその県なら県でどういうふうに考えてやっていくか、それが各県同一であるかどうかと、こういうことでございますが、一応は私ども同一の方針で進んでいるつもりでございます。
ただ、いまだに議論がありまして、私も確かに先生がおっしゃる問題があると思いますのは、要するに漁業の集落の前に漁港がある。考え方によりましては、漁港の機能というのはやっぱり市場的なものがあるところに集まってまいるわけでございますから、それをこう幾つもつくるよりは、あるところへできるだけ集中してりっぱな漁港をつくり、関連施設もつくって、また道路もつくっていくということが一番理想的な考え方であろうと思います。また、効率的な金の使い方につながるのではないかと思いますけれども、ただ、今度は効率的にというふうに考えましても、実際問題としましては、やはりいまの漁民感情としましては、自分の前に船がないと、住まいと船と一緒にないとどうもおさまらないという、何というのですか、平等というのですか均衡というのですか、そういう意識というのが非常に強く働いておることも事実でございます。
むしろ後者に引っ張られがちな運用になっているということは——まあ引っ張られると言うのは語弊があるかもしれませんが、いずれにしましても、そういう点につきましてはなお私どもも検討を必要とし、また、何かそういうことをもう少し誘導し、農民の感情に合わせながらもう少し効率的な使い方ができないかなというふうにも考えておるわけでございますけれども、いろいろ議論をし、かつ積み上げてきた中の話でございますから、そういう検討の課題なり問題点としては私ども意識をしておりますけれども、いま直ちにそういう変更ができるというふうにも考えておりませんし、いま計画発足二年ということでございますから、ともかくただいまは計画を早くちゃんと実施すると、こういうことで当面は考えてまいりたいというふうに思っております。