渡辺芳男の発言 (運輸委員会)
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○渡辺(芳)委員 運賃の問題を議論すると、大臣、これはいろいろあるのです。新宿から品川を回っていくのとこっちへ行くのとは違います。これはいつも率直に言うけれども、私どもの演説の内容としてはだれかがやっておった、一番あそこが目につくから。小田急も上げないでしょう。そうして安藤社長もそういう意味では、おれのところは安いと自慢するかもしらぬ、あの人は会長ですかな……。だが、それは地方と都市圏とは違いますから、こういう議論をすると三時間ぐらいないと困るのですが、いずれにしても、いろいろ意見があるようでございまして、あなたは、一遍言い出したことは、これはもうてこでも動かないようなことをいま言われましたが、私は不満ですよ。このやり方は不満です。余りに上げ過ぎている。
もう一つ鉄建公団の関係で、いま鉄道建設公団がAB線の工事をしているのが四十一線あるのですが、私の手元にあるのは、部分開業をしているところが十一線、全然未開業のところが三十線、これはずいぶん古い話ですが、先ほどちょっと私が触れましたけれども、戦前の大正十一年の鉄道敷設法、これに根拠を置いていますね。中には開通したところもあります。しかし、その別表から削除もされていないのだから検討もしていないのかなと思う。あなたが、運政審のローカル小委員会の答申に基づいて運輸大臣の名前で関係の府県知事に書面を出されました。これも一つは私も後で聞いて大変ショックでしたが、このローカル線、AB線を建設する、あるいは延長をする場合に、鉄道建設審議会——延長する場合はそうじゃないですが、新しく工事を起こそうという場合には、鉄道建設審議会の議を経て運輸大臣が工事命令を出すことになっていますね。私も、この書面を見てびっくりしたのですが、あの法律には、昔のことですから、工事命令を出して鉄道を建設することになっているわけですね。いま国鉄が大変な赤字であって、これから背負わされる、これはまた大変なことだ。ローカル線の問題は私どもも議論をしてきたところです。その限りにおいては、その一部は私もあなたと意見が一致をするところもありますが、簡単に言えば、ローカル線の小委員会で答申があったから、ひとつこれもやってしまおうか、言葉が過ぎるかもしれませんが、そういうわけで、八十島委員長ですか、朝日新聞かに大きくインタビューが出ておりますが、なかなかいいことをやっている、こう言うのです。凍結をしている、こう言うのです。予算の配分をしない、こういうふうなことを言っています。私は一度、建設審議会の権威のこともございましょう、そうして鉄道建設をするについてはこういうこともやりましょうということで国会には報告をされますが、いままでいろいろなことを、いま私があなたに言っていること、意見を申し上げていること、こういうことも含めて、事の次第によって余り反響が大きい、あるいは重大な結果を及ぼす、こういうふうなことは、私どももやはり国権の最高機関の構成の一員でございますから、おやりになる前に、私どもに資料として出して説明をさせるぐらいの手順を踏んでもらわなければ困ると思います。これはいいと思ってやられることですが、それはひとつ、私の方から今後のことについて御要望申し上げますが、このことはどういうふうに処理をされますか。このAB線についてどういうふうに処理をされますか。