松本操の発言 (運輸委員会)
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○松本(操)政府委員 国際線を含めてあるいは特に国際線についての今後の燃料事情のありようというものについては、実は私ども、いまのところはっきりした見通しを持つにまだ至っておりません。と申しますのは、この春以来のOPECの値上げあるいはイランの政変によります生産量の減少、こういうふうなことから、当座非常な量の不足あるいは値上がり、特にスポットものにおける値上がりの激しさというふうなことが取りざたされておるわけでございますし、現にそれを前提としてIATA等においては航空運賃も値上げせざるを得ないのではないかという判断をしておるようでございますが、ただ、この六月にまたOPECの会議があるようにも聞いておりますし、そこら辺のところを踏まえませんと中期的な見通しすらなかなかむずかしいのではないか、このように思います。
ただ、全般的なつかみ方といたしましては、やはり従来のように燃料は幾らでもふんだんにあるという前提で物事を考えることは非常に問題があるのではないか、このように思いますので、同じく路線を構成するにいたしましても、なるべく効率的な路線運用をする、あるいは航空路の設定について、これは一航空企業あるいは一国だけではなかなか対応できませんけれども、航空路の設定に当たっても、なるべく燃料効率のいい航空路を選んで設定していくというふうなことを今後努力していくことによりまして、遠い将来の別種の燃料を使う、たとえば水素エンジンを使う航空機というふうなものは別として、当面の問題といたしましては、現在持っておる機材というものを有効に活用し、それによって少なくとも最低限度の国際航空の伸びに対応していけるような手段を考えなければならぬのではないか。
ことしの夏あたりにどうなるかということは、一応の見通してございますが、六月を越えた時点において大体いま私が前段で御説明しましたようなことが一応落ちつくのではないか、このように言われておりますが、そこら辺の情勢をもよく見た上で対処していかなければならないのではないか、こう思っております。