森井忠良の発言 (社会労働委員会)
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○森井委員 ことしの原爆被爆者対策について、率直なところ、かなり前進がございます。たとえば特別手当の大幅な増額でありますとか、あるいは沖繩の被爆者に対しますほぼ解決に近い措置でありますとか、あるいは健康診断項目の追加でありますとか、幾つか私どもとして評価できる点があると思うわけでありまして、この点につきましては橋本厚生大臣の御努力を多といたします。
しかし考えてみますと、前進した面はありますが、まだまだこれから強く改善をお願いしなければならない問題もこれまた多いわけでございます。特に最も遺憾といたしますところは、去年現行二法の見直し、これは去年の三月三十日に最高裁の判決が出されまして、単に医療法だけでなくて、この判決の実質的な効力というのは特別措置法にも及ぶんだという、小沢厚生大臣の認識が明らかにされました。そういった点からいたしますと、当然現行二法を見直しをいたしまして一本にする、そして名称も原子爆弾被爆者の援護に関する法律、いわゆる援護法に変えていく、こういった去年一連のスケジュールがございました。当時の小沢大臣からは、この問題につきましてはさまざまな困難はあるがその実現に努力をする、こういう答弁があったわけでありますが、きわめて残念でありますのはその点でありまして、結果としてまた特別措置法の改正案が出されたにすぎない、こういう形であります。
まず、この点について橋本厚生大臣のお考えを伺っておきたいと思います。