上田卓三の発言 (内閣委員会)

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○上田委員 先ほど私申し上げましたように、元号法案の問題の審議で総理が出席されるやに聞いておるわけでございますから、当然その時点でわが党を代表して質問があろうと思いますので、ひとつそれまでに十分御相談をいただきたい、このように思います。まず、長官の政府委員の問題につきましては、そういう形で次回に譲りたい、このように思うわけであります。
 さて、この元号法案が今国会に提出されまして、現在までの審議の経過を振り返ってみますと、本当にわれわれ憂慮することは、この法案審議に対する政府の姿勢であろう、こういうように思うわけであります。元号問題は、言うまでもなく次の世代にもわたって国民の生活あるいは価値観をも拘束しかねない深い広がりを持つ重要な問題である、こういうように思うわけであります。ところが、政府の態度は、冷静な雰囲気のもとで十分に時間をかけて国民各層の声を吸い上げて、そういう国民の疑問に答えるというのではなしに、元号に対する国民的合意をいかにつくるのかといった努力を避けて、何か性急に法案を成立させようという、そういう焦りみたいなものを考えるわけであります。その姿勢は、全く国民に理解しがたく、不可解なものと断ぜざるを得ない、こういうように思っておるわけでありまして、二月二日の今国会に提出したときの元号法案の扱いは、来年度予算案に次ぐ重要法案としての位置づけであったと思うわけであります。ところが、わが党の強硬な反対や、国民各層内部での合意を煮詰める努力を避けて、各予算関連法案よりも優先してまでも国民生活の緊急の必要事として扱う根拠は一体どこにあるのか、なぜそういう元号法制化について性急な態度をとっておるのかという点について、非常に理解に苦しむものでありますので、その点についての政府の考え方をまず明らかにしていただきたい、このように思います。

発言情報

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発言者: 上田卓三

speaker_id: 22814

日付: 1979-04-17

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会