上田卓三の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○上田委員 長官のお答えでは、決して性急に、あるいは焦って法制化を図るという立場でない、こういう言い方をされながら、同時に最後には、一定の国民的世論というのですか、あるいは機が熟してきた、だからぜひとも今国会で云々、こういうことのようでございます。
御存じのように、この元号問題については歴代の内閣で慎重に検討を加えられ、と言うよりも、その必要性というものを内閣自身は認めながらも、やはり国民の世論の動向というようなものもあって、あえて言うならば避けて通っておった、この問題を、非常にむずかしい問題で慎重に扱わなければならぬ、性急にしてはならない、国民世論が分裂してそれが政治問題に発展しかねないというような形で、われわれから見るならばちょっとよけて通ってきたというような感じがしないでもないわけでございます。
先般の本会議での私の党を代表いたしましての代表質問のときに、総理にも私から御質問申し上げたわけでございますが、去年の臨時国会あるいは末の自民党総裁選挙などの絡みから、この元号の法制化というものが一部のそういう与党議員の中から急に持ち上がってきて、福田内閣自身は必要性を認めながらも、余り性急なそういうものはなかったように思うわけでございます。ところが、与党内部の一部の突き上げといいますか、そういうものから何か今国会に提出というような形になったというように思うわけでありまして、恐らくマスコミの論調などもそういうものでございましたし、国民の多くの方々がそのように受けとめておるのではないか、こういうように思うわけでございますが、その点について少し長官の方から御説明いただきたい、こういうふうに思うのです。