上田卓三の発言 (内閣委員会)

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○上田委員 長官はそうおっしゃいますが、やはり去年の暮れの自民党の総裁選挙のいきさつ、あるいは臨時国会の幕切れのそういうような状況の中で、自民党の中での一定の路線といいますか、そういうような一つの対立といいますか、あるいは政治的な絡み合いといいますか、そういうものがわれわれとしては非常にきな臭く、本当にそういう意味では自民党が強硬派に押し切られる、こういうような感じをわれわれ自身受けておるわけであります。
 また、いま長官がおっしゃいますように、国民の多くが元号の存続を希望しておるということから機が熟してきたのではないか、こういうことの中から今国会で成立を図りたい、こういうことでございますが、これは後から触れますが、元号の存続を希望するということと法制化を望んでいるということは別のことでありまして、そのことは後の機会に譲りたいと思うわけであります。
 いずれにいたしましても、何が何でも今国会で成立させなければならないという理由があるのかどうか。というのは、長官はここで慎重審議をしてもらいたいと言いながら、参議院も含めまして、今国会に果たしてそういうような時間的余裕があるのかどうかというような気がいたしておるわけであります。そういう点で、先ほど内閣委員会の理事会等でも、時間が制約されているような、国会議員の発言をある程度制限しようというような、国会常識というような形のものが出されて、われわれから見るならば、もうずっとスケジュールが決まっておって、そしてあとは強行採決というような感じで、慎重審議だと言いながらすべてのことを運ぼうとしているのではないかというような感じがしておるわけでございます。そういう点で、本当に慎重審議ということを望んでおるのか、さらに、そうであるならば何が何でも今国会で成立ということでないのか、それとも成立させなければいかぬという理由がそのほかにあるのかどうか、その点、性急な態度でないと言いながら非常に性急な態度をとってきているというようにわれわれは理解するわけでございますので、何か特別の理由があるのかないのか、その点についてお聞かせいただきたい、このように思います。

発言情報

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発言者: 上田卓三

speaker_id: 22814

日付: 1979-04-17

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会