上田卓三の発言 (内閣委員会)
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○上田委員 いま天皇の健康が非常によいということで、非常に喜ばしいことだというように思うわけであります。そういう意味から考えるならば、天皇の、俗な言葉で言うならば寿命といいますか、高齢であるとはいうものの、そういう健康状態とは関係なしにこの元号の法制化というものがあるということを考えるならば、天皇の健康状態からして、早くこの問題の法制化を図らなければならぬという必要がないというならば、さらに私は慎重にこのことを運んでいただきたいというように思うわけであります。
そこで、先ほど長官が、元号の存続が国民の多くの方々の意思といいますか、希望といいますか、そういうものであるというようにおっしゃったわけでございますし、また、地方議会の決議等についてもお述べになられたわけでございますけれども、商業新聞の世論調査によりますと、法制化は必ずしも国民の大多数が望んでいない、逆に望んでおるのはわずかであるというように、元号の存続ということになりますと八〇%近くが望んでおるが、それじゃ法制化はといいますと、今度は逆に法制化については望む者が少ないという結果が出ておるわけでありますが、その点について、長官はどのようにお考えですか。