松本操の発言 (予算委員会第五分科会)
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○松本(操)政府委員 予算委員会のときにもあるいは御説明申し上げたかと思いますが、航空運賃の場合には、国鉄のように賃率というものが先にあってそれに距離を掛けていくという形を、従来必ずしもとってこなかったという面はございます。そこで、どちらをとるのがいいのか、あるいは総合原価主義と路線原価主義とをどのように絡ませていけばいいのか、これは先生の御指摘もございましたように、非常にむずかしい問題であろうかと思います。ですから、現在のやり方が非常に適切であるとも私、必ずしも申し上げる気はございませんので、そういったような矛盾が起こっているところ、過去に歴史的な経緯はありながらも現在は話が変わっているというふうなところ、そういうところは当然積極的な改正を考えていくべきであろうかと思います。
ただ、航空輸送の場合に非常に問題になりますのは、その路線の需要というものがある程度見込まれること、そこを飛んでおります機材によりまして機材の収益性というものにかなり差があるということ、それから、これは私どもも直接絡んでくる問題でございますけれども、空港の整備状況というものがどちらかといいますと需要の伸びの後追いの形になるものでございますから、必ずしも適切な機材をその路線に投入できないというふうなジレンマもございます。ですから、そういう点は十分に踏まえながらも、先生おっしゃいましたような、旅客の側から見て極端に不公平感が出てくる運賃設定の仕方というのは是正さるべきであろうかと思いますが、いずれにしましても、御趣旨をよく踏まえながら、そういう方向で慎重な研究をしてまいりたい、こう存じます。