渋沢利久の発言 (航空機輸入に関する調査特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○渋沢委員 きょうは、倉石法務大臣の例の発言については触れないつもりでおったわけですけれども、しかし——といいますのは、大臣のあいさつの中で一言何か釈明があろうものと実は思っておったものですから、伺っておりましたら一言もお触れになりません。先般の本会議で釈明をされたということで事終われりというお考えだろうと思いますけれども、しかしわれわれの理解では、同時に政府を代表して総理大臣が本会議においてあわせて釈明を行う、こういう申し合わせ等これあり、たまたま訪中でそれができないでいるだけのことだという経緯があるわけであります。それがなくても大臣の発言は、事ロッキード公判にかかわる部分で重大な疑惑を振りまいたわけで、発言を取り消したからということで実は相済まないほどの問題を残したまま、一応政治的な受けとめ方で釈明があったことは理解いたしておりますけれども、これは質問がなくても何か一言、これから重要なロッキード公判の段階に差しかかろうとするときですから、言うまでもなく今後法務大臣として、あなたはいささかもこの公判に対して不当な介入、不当な影響を与えるような言動を相慎む、あり得ないということを改めておっしゃるのが筋じゃないでしょうかということを大臣にひとつ申し上げて、意見を聞きたい。
あわせて刑事局長に、被告の有罪立証を目指して奮闘している現場の皆さんに、やはり法務大臣が就任後のいわば抱負を表明するというような一番大事な決意表明でもしようという部分で、あのような重大な発言をしているわけでありますから、これは現場の皆さんに大変な影響を与えたのじゃなかろうかという心配をかき消すわけにいかぬのであります。そういう心配はありませんか。状況をひとつ率直に報告してほしいと思う。大臣もひとつ……。