渋沢利久の発言 (航空機輸入に関する調査特別委員会)

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○渋沢委員 つまり高畑会長が松野氏を政治家として後援をする、あるいはそのための献金の範囲を越えない、そういうものであるという説がこれありまして、しかし事実は全くこれと異なって、当初から高畑会長、西川社長、海部氏という日商岩井のトップの責任ある者の合議に基づいて、しかも目的が非常に明確になって松野氏への働きかけ、金員の支払いが行われた、こういう事実が明らかにされておるということが重要だと思っているわけであります。
 同時に、冒陳の中で、松野氏の態度で幾つか明らかになっている点があります。
 一つは、五億円が松野氏の要請に出発するものであることはもうすでに明らかなことですけれども、三億一千八百万円をすでに支払った後においてその残金の催促を松野氏の側からしている、こういうことも明らかになっているわけです。このことは、松野氏自身が五億円という金については売り込み工作の工作費あるいは謝礼であることを意識し認識しているということで初めて出てくる行為であることは明白でありまして、五億円の金が工作費であり謝礼であるという趣旨については、両方帳簿に載せないという確認を両者の間でしているとかいうようなことを含めて、この金の意味については十分松野氏自身が理解できる立場また理解していると判断できることがこの冒陳の中でも明らかにされているように受けとめるわけですけれども、そう受け取っていいですね。

発言情報

speech_id: 109004268X00219791210_025

発言者: 渋沢利久

speaker_id: 30634

日付: 1979-12-10

院: 衆議院

会議名: 航空機輸入に関する調査特別委員会