渋沢利久の発言 (航空機輸入に関する調査特別委員会)
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○渋沢委員 この請求がありましたのが四十一年です。その前の年の四十年には中村氏の世話で例のアメリカのサンフランシスコ会談というのが行われているわけですね。岸さんを動かして非常に重要な会談を行っておる。日商の側では、そういう意味では中村氏の力量といいましょうか影響力といいましょうか、そういうものについては大変な評価があるだろうと思うのです。そういう段階であえて一千万の金の謝礼を、しかもそれは中村氏自身がそういう輸出承認についての働きかけをやってそれを成功させておるということであれば、特にこういう政治家の名前をかたらなければならないという理由がどうもわからない。中村民が二人の名をかたってそういうことを要求したということ自体が本当かどうかということを大変疑問に思うわけですね。この疑問は非常に自然だと思うのです。本当にそういう名前を利用したという性質のものなのかどうなのか、これはどうも腑に落ちない、ごく素朴な疑問だろうと思うのです。この辺もう少し御説明願いたい。